3月消費者物価指数
結果がこちら
CPI(前月比) 1.2% vs 1.2%(予想)CPI(前年比) 8.5% vs 8.4%(予想)
Core CPI(前月比)0.3% vs 0.5%(予想)
Core CPI(前年比)6.5% vs 6.6%(予想)
シェルター +5.0%
※消費者物価指数(CPI)というのは、消費者が購入する物やサービスの価格変動を算出した指数
※Core CPIというのは、消費者物価指数(CPI)から食品とエネルギーを引いた物価指数
ついでに、3月生産者物価指数も載せておきます。こちらの指標もインフレ動向を測る指標となっています。
PPI (前月比)1.4% vs 1.1%(予想)PPI (前年比)11.2% vs 10.6%(予想)※過去最大の上昇率
PPI Core(前月比)1.0% vs 0.5%(予想)
PPI Core(前年比)9.2% vs 8.4%(予想)
次項で利上げ予想をみてみます。
利上げ予想状況
先週の利上げ予想値と現時点の予想値を比較してみました。
5月:50BPS(+0.50%)の利上げする確率 80.5% → 91.0%
6月:50BPS(+0.50%)の利上げする確率 58.7% → 68.7%
7月:50BPS(+0.50%)の利上げする確率 46.6% → 49.4%
このようにFRBは利上げに強気といったところでしょうか
また、1年先のインフレ期待の中央値は6.0%(2月時)→6.6%(3月時)に上昇し、2013年以来の最高値となったそうです。
短、中、長期金利トレンドライン
下記のチャートをみてみると、きれいにトレンドライン上にいます。今後どうなっていくのでしょうかね。引き続き長期金利の動向も目が離せません。
過去40年の重要なトレンドライン(上から10年、5年、2年債利回り) https://t.co/fNoS4VJYtL
— まっか@米国株投資 (@maccainvestor) April 11, 2022
銘柄など
今週も引き続き同じ様な流れだったと思います。全体的にはハイテク株が売られ、エネルギーと農業は新値更新する銘柄も多く好調でした。
・NTRは新値取りましたし、BGやADMも相変わらず好調
・FLNG、ARなどのLNG関連をはじめ、石油株も好調でした
・RPRX、久しぶりに今週はずっと上がってました。JPモルガンがNeutral→Overweightにアップグレードしたことも影響あるようです。
・ABBV、久々の下落。副会長兼社長が5/31をもって退任ことが発表され、これが会社にとって大きな損失とのことが理由のようです。でもすぐにBuy the Dip(押し目買い)され、買い戻されてます。
・DAL、H、MARなどの旅行関連株も同時に上がってました。DALは決算後に跳ねたので決算内容に好感だったようです。
・TRTN、地味な銘柄ですがここ1年位スイングしやすくて遊んでる株です。期待通りまた下がってくれました。わかりやすいヤツなんです。
・TからスピンオフしたWBD、バンク・オブ・アメリカは株価は82%上昇する可能性があるので買いだと言ってましたね