7月FOMC議事要旨と決算サマリー

今週の決算結果

7月FOMC議事要旨

7月の行われたFOMCに議事要旨が発表されました。ツイッターでも流してましたが、少しだけまとめました。

・物価上昇を抑制するために必要なだけ引き締める可能性がある
・政策が十分に効果を発揮するまでに「しばらく時間がかかる」
・インフレが大幅に緩和されるまで利上げを継続する
・どこかのタイミングで利上げペースを減速させる
・原油やコモディティ価格の下落はすぐにリバウンドする可能性があるため、インフレ鈍化の根拠として信頼できない
・インフレ率が2％に戻る道筋をしっかりつけるために、その水準をしばらく維持することが適切

FRBのスタンスは相変わらず今後出てくるデータを見ながら判断する様子。現在のところインフレ抑制されているとは考えていないし、政策の効果が目に見えてくるのは時間が掛かるので時間かけて見ていきます。利上げペースは未定です。ってところでしょうか

今年のインフレ上昇は早々に始まっていたのにFRBの利上げ開始タイミングが遅かったことを思い出すと、今後も適切なタイミングで判断を下せるのか少しだけ不安です。9月は50bpsか75bpsに利上げになるとおもいますが、まだどちらに転ぶか半々といった感じです。現時点ではは50bpsが優勢です。

原文はこちら↓

https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/fomcminutes20220727.pdf

利上げ予想状況

先週から現時点の利上げ予想推移です。現在の政策金利は2.25％～2.50%です。

先週から特に大きな変化はなく、9月の利上げ予想は若干50bpsが優勢となっています。このまま予想通り行くと年内には3.50%～3.75%になりそうです。