決算シーズン始まる
今週はDALが四半期売上高過去最高を叩き出し順調な滑り出し。JPMとWFCも問題なくクリアしました。
来週から本格的に決算シーズンが始まります。
#earnings for the weekhttps://t.co/lObOE0dgsr$TSLA $NFLX $BAC $SCHW $MS $UAL $LMT $TSM $GS $ASML $AAL $JNJ $PNC $HAL $PLD $IBM $AXP $USB $BK $NOK $NDAQ $ALLY $FCX $BKR $BX $SLB $ABT $GNTY $SYF $MTB $DHI $ELV $PM $IBKR $ZION $KEY $CFG $LVS $ISRG $MBWM $SAP $FHN $AA $NVS $WAL… pic.twitter.com/qUahduAQwo
— Earnings Whispers (@eWhispers) July 14, 2023
高まるソフトランディングの可能性
ここ最近の雇用統計、CPI、PPIの結果により、年内2回を予定していた利上げを1回で止めるとの見方が強まりました。現時点でVIXも低いまま、金利も下がり、ドルは売られ、債券は買われました、業績もよさそうでソフトランディングの可能性が高まってきています。いずれ大きな調整があるにせよそこまで大きな調整にならない可能性が高まってきています。
またドルが下がると、原油価格が上がってくるという逆相関関係がありますが、ここ短期ではドルも原油も両方上昇してしまう現象が起きていましたが、長期的に見ればきれいな逆相関関係があります。ドルが下がることで、原油価格が上昇していくことになれば、原油価格の高騰が原因となったインフレの再燃になりかねないことも頭に入れておきたいです。 FRBはインフレデータが良い結果を出してきてもそう簡単に利下げはせず、確実なインフレ退治のために高い金利のまま長く維持するのではないかと思います。
参考:下記は原油価格(青)と米ドルインデックス(緑)のチャート
金利予想状況
現在の政策金利は5.00%~5.25%です。
FRBは年内にあと2回の利上げを示唆しています。7月の利上げはほぼ確定と思ってよいと思いますが、2回目の利上げについては、9月はいずれにせよペースダウンの観点から利上げはないにしろ、11月と12月の会合ではデータ次第になると思います。市場参加者は利上げはあと1回と見ているようです。
金利/日程 | 7月26日 | 9月20日 | 11月1日 | 12月13日 | 1月31日 | 3月20日 | 5月1日 | 6月19日 | 7月31日 |
5.50-5.75 | 0.0% | ↓13.5% | ↓26.5% | ↓21.9% | ↓12.1% | ||||
5.25-5.50 | ↑96.1% | ↑83.2% | ↑68.2% | ↑60.3% | ↓41.2% | ↓20.5% | |||
5.00-5.25 | ↓3.9% | ↓3.4% | ↓2.7% | ↑15.3% | ↑37.6% | ↑40.2% | ↓18.4% | ||
4.75-5.00 | ↑29.0% | ↑37.7% | ↓27.0% | ||||||
4.50-4.75 | ↑30.4% | ↑34.4% | ↓28.0% | ||||||
4.25-4.50 | ↑20.7% | ↑32.6% | |||||||
4.00-4.25 | ↑18.6% | ||||||||
3.75-4.00 |