9月雇用統計

9月雇用統計

■非農業部門雇用者数
254k（結果）vs　150k（予想）
159k（前回）

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■失業率
4.1%（結果）vs　4.2%（予想）
4.2%（前回）

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■平均時給
[前月比]
0.4%（結果）vs　0.3%（予想）
0.5%（前回）

[前年比]
4.0%（結果）vs　3.8%（予想）
3.9%（前回）

雇用者数は予想を大幅に超え、失業率はまさかの減少、平均時給は上昇するという結果となりました。

これまでは雇用者数が上振れるとインフレ懸念が高まって、利上げ観測が高まり株式にとってマイナスでしたが、今は景気後退懸念に関心が寄せられているので、雇用者数が上振れることは景気後退懸念が弱まり、利下げペースも緩やかに行われるはずです。これは株式にとってプラスです。

過去の経験からソフトランディングは非常に難しいと言われていますが、今のところソフトランディングやノーランディング期待も高まってきています。

前回のFOMCでは2024年度末にはFFレートは4.4%（中央値）を見込んでいましたが、11月と12月にそれぞれ25bpsの利下げが既定路線になっています。もし今後発表されるデータが好調であればそれ以下もあり得ると思います。

金利予想状況

現在の政策金利は4.75％～5.00%です。

雇用統計の結果を受け、市場の予想値は全体的に上昇しました。11月、12月にそれぞれ25bpsの利下げになることが予想されています。