楽天証券の利用者がフィッシングメールに引っかかって不正ログイン被害が頻発。保有銘柄を売却されて大量の中国株を購入されたなど、悪質な被害が続出しています。
フィッシング詐欺とは、簡単に言えば偽サイトにアクセスさせてログイン情報などを盗まれたり、偽メールやSMSから贈られるURLにアクセスしてしまって情報を盗まれたりする手口です。
ですので、証券会社からIDやパスワード情報が流出したわけではないですが、かなり巧妙で精度が上がってきているので面倒ではありますがセキュリティ対策は必須となってきています。
これを受けて各証券会社が緊急注意喚起とセキュリティ対策を呼び掛けています。
米国株でよく使われる楽天証券、SBI証券、マネックス証券の3社のセキュリティ対策を紹介します。
楽天証券でのセキュリティ対策方法
楽天証券注意喚起のページ

手順
ログイン追加認証、出金SMS認証
楽天証券にログイン > 「マイメニュー」 > 「セキュリティ設定」
次の画面が表示されます。
ここにある4つ全てを「利用する」という状態にした方がいいです。下二つは恐らく多くの人が「利用する」になっていると思うので、上二つの「ログイン追加認証」「出金」を設定する必要があります。
右側にある「設定変更へ」をクリックすすれば直ぐに設定できます。
これでも不安な人は「取引暗証番号」や「ログインパスワード」も長らく変更されてない人はこのタイミングで一度行ってもいいかもしれません。
SBI証券でのセキュリティ対策方法
SBI証券注意喚起のページ
手順
デバイス認証、出金二要素認証
SBI証券にログイン > 「口座管理」 > 「お客さま情報 設定・変更」 > 「各種サービス」
次の画面が下の方に表示されます。
この「デバイス認証サービス」「出金時の二要素認証サービス」の2ヶ所の利用している状態にします。
FIDO(スマホ認証)
下記参照後、アプリインストール > アプリで認証登録
これでも不安な人は「取引パスワード」や「ログインパスワード」も長らく変更されてない人はこのタイミングで一度行ってもいいかもしれません。
マネックス証券でのセキュリティ対策方法
マネックス証券注意喚起のページ
手順
二要素認証
マネックス証券にログイン > 「保有残高・口座管理」 > 「お客様情報 確認・変更」
次の画面が下の方に表示されます。
この「二要素認証」を利用している状態にします。
これでも不安な人は「取引パスワード」や「ログインパスワード」も長らく変更されてない人はこのタイミングで一度行ってもいいかもしれません。