現物ビットコインETFついに承認される
米証券取引委員会(SEC)が下記11本の現物ビットコインETFを承認しました。長らく話題になっていたのでようやくといった感じです。取引は11日から開始される。ティッカーシンボルや手数料も下記の通り。
ETF名 & ティッカーシンボル | 手数料 |
Blackrock’s iShares Bitcoin Trust (IBIT) | 0.25% |
ARK 21Shares Bitcoin ETF (ARKB) | 0.21% |
WisdomTree Bitcoin Fund (BTCW) | 0.50% |
Invesco Galaxy Bitcoin ETF (BTCO) | 0.39% |
Bitwise Bitcoin ETF (BITB) | 0.24% |
VanEck Bitcoin Trust (HODL) | 0.25% |
Franklin Bitcoin ETF (EZBC) | 0.29% |
Fidelity Wise Origin Bitcoin Trust (FBTC) | 0.39% |
Valkyrie Bitcoin Fund (BRRR) | 0.80% |
Grayscale Bitcoin Trust (GBTC) | 1.50% |
Hashdex Bitcoin ETF (DEFI) | 0.94% |
但し、これはまだ米国内での話でまだ日本での取り扱いはない。これから日本でも徐々に取り扱う証券会社が出てくると思います。特に暗号資産市場の盛り上がりに積極的な証券会社は早々に取り掛かると思うので今しばらく待つしかない。
これらのETFは現物と連動しているので、FXのようにレバレッジを利かせた信用取引をしないのであれば暗号資産取引所や販売所で買うより、これらのETFで取引したほうが税制面で有利になると思う。取引所などで利益を得れば「雑所得」扱いになり利益が出れば出るほど税率が高くなる、しかしETFであれば損益通算できるはずなので税負担が軽減されるはず。
またETFであれば現物をウォレットなどで管理する必要もなく、証券口座内でこれまでの株と同じようにETFを保有するだけなので、時時起こるハッキングの心配もなくなる。
このビットコインETFは暗号市場に大きな影響を与えると言われているので注目しています。