労働市場和らぐ兆し
29日発表された7月 雇用動向調査の求人数が市場予想を大きく下回りました。
結果は下記の通りです。
■求人数
[前月比]
882.7万人(結果)vs 946.5万人(予想)
916.5万人(前回)
この数字はここ2年くらいでは最も低い数字でした。
労働市場が和らいでいると見て良いと思います。
この結果をうけ利上げ警戒が和らぎハイテク株中心に株価は上昇しました。
FRBにとっても喜ばしい結果だと思います。しかし、失業率はまだ歴史的低水準であり、今週発表される雇用統計の結果に注目されます。
今回の求人数は雇用統計と比較してジャブみたいなものですが、それでも株価は大きく反応したところを考えると、一喜一憂しやすい状況なのかと感じてます。 雇用統計の結果も今回の求人数同様(インフレにとって)良い結果がでれば、安心感から株価は更に上昇する可能性もあります。逆に期待外れの結果だと荒れる可能性もあると見てます。