相場サイクルは4つある
上の図をみると大体のことがわかると思います。念の為言っておきますと、4つに分かれているからと言って、スイッチを切り替えたかのように一瞬で変わるイメージではなく徐々に移行していきます。よって各相場観の中でも細分化すれば、初期、中期、後期があると思っていいと思います。
また金利の上げ下げによる影響もすぐに株価へ反映するとは限りません、相場をよく見定める必要があると思います。FRB(連邦準備制度理事会)の動向にも注目したいところです。
金融相場
不景気で低金利。暗いニュース多い。景気対策として政策金利を下げるなどの金融緩和を行われる。株価は上昇しやすい。個人的には株式投資としては一番やりやすい時期と感じています。
業績相場
景気が戻りつつあります。金利も段々上がってきます。企業業績も回復し良いニュースが出始める。初期はまだ株高ですが、後期にかけて段々と下がっていくイメージです。
逆金融相場
インフレ気味。景気過熱による政策金利を上げる金融引締めが行われる。一般的に金利が上昇すると資金は株式市場から債券などの固定金利の金融商品へ移る。株価は下がる傾向にある。段々株式投資に利が出なくなってくる。
逆業績相場
政策金利の引き上げによる企業業績悪化、景気悪化、そして株価も下落。一番儲かりにくい時期に感じます。