6月雇用統計

時事ネタ

6月雇用統計

■非農業部門雇用者数
206k(結果)vs 190k(予想)
218k(前回)


■失業率
4.1%(結果)vs 4.0%(予想)
4.0%(前回)


■平均時給
[前月比]
0.3%(結果)vs 0.3%(予想)
0.4%(前回)

[前年比]
3.9%(結果)vs 3.9%(予想)
4.1%(前回)

 

雇用者数は市場予想を超えるが前回より下がっている、失業率は上昇し、平均時給も下がっている結果となりました。概ね市場予想通りでした。労働市場の過熱感は収まりつつあると見ることができます。

FRBは更なるインフレが鎮静化している証拠(データ)が必要だと言っていたので、これは株式にとって好材料とみて良いと思います。

この結果により利下げ期待が高まります。このような結果が続けば、最短で9月の利下げの可能性も出てきました。

そして8月のジャクソンホール会議でのパウエルの発言が重要視されます。ここで利下げについて発言が出る可能性も十分にあります。

 

 

金利予想状況

現在の政策金利は5.25%~5.50%です。

雇用統計の結果を受け下記のようになりました。9月の利下げ予想が優勢となっています。

金利/日程 7月31日 9月18日 11月7日 12月18日 1月29日 3月19日 4月30日 6月18日 7月30日
5.50-5.75          
5.25-5.50 ↑95.3% ↓24.8% ↓14.6%
5.00-5.25 ↓4.7% ↑71.8% ↑52.4% ↓25.0%
4.75-5.00 ↓3.4% 31.6% ↑46.7% ↓32.7% ↓18.2%    
4.50-4.75 23.3% ↑38.3% ↑34.5% ↓27.1% ↓17.4%  
4.25-4.50 ↑15.3% ↑31.1% ↑32.6% ↑29.1% ↓24.3%
4.00-4.25     ↑20.0% ↑28.1% ↑28.5%
3.75-4.00         ↑20.2%

 

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