ソフトランディングではなく、新たに出てきたノーランディングへのシナリオ

時事ネタ

今週の決算サマリー

結果 ティッカー 一言コメント
ZM ガイダンス✕
TGT ガイダンス✕、WMTHDに続き目先の小売りはきつそう
MQ ガイダンス✕
UMH 売上高✕、ガイダンス✕
GDRX 通期もすべてクリア、しかし売上高成長率はマイナス
XMTR 決算発表直後株価-40%、最安値更新
CRM 通期もすべてクリア、良い、株価+13%
SNOW 成長減速で株価ダウン、株価-14%
OKTA 良い、株価+10%
VEEV ガイダンス✕
M ガイダンス✕、株価+10%
KR 売上高✕、一部ミスしているとはいえガイダンスなど好印象で株価+5%
COST 売上高✕
AI 良い、株価+23%
ZS 通期もすべてクリア、株価-10%

中古車価格の上昇再燃

先月の記事でも中古車価格の上昇について少し触れましたが、今月のデータでも更に上昇がみられました。

 

 

先月のCPIも予想を超えてきたので、次のCPIも良くない結果が出てくるかもしれません。最近ではソフトランディングではなく、ノーランディングの可能性すら出てきています。

これまで

ハードランディング → ソフトランディング → ノーランディング

という変化できています。

ノーランディングとは雇用とサービス業の景気感が強いことから、着陸(インフレ終了)せずそのまま再浮上(インフレ上昇)していくのではないかというシナリオですね。もちろん株式市場にとっては嫌なシナリオです。

今後の予定
03/10(金)雇用統計
03/14(火)CPI
03/22(水)FOMC

 

FOMCメンバーの最近の発言

噂通りブレイナードは国家経済会議(NEC)委員長に就くことになりましたので、副議長の後任待ちといったところです。ハト派の一角が一人減ったので後任次第では金融政策(利上げ)がしやすくなるかもしれません。ある話ではFRBの金融政策を積極的に行えるようハト派のブレイナードを抜き、代わりに国家経済会議(NEC)委員長というポジションを与えられたという話も。

メンバー ハト派 中立 タカ派 最近の発言
パウエル
ウィリアムズ
バー
ボウマン ※米国経済や金融政策に関する見通しについてコメントなし
ブレイナード ※国家経済会議(NEC)委員長に就くため後任待ち
クック
グールズビー
ハーカー
ジェファーソン
カシュカリ 次のFOMCで+50bpsの利上げについてはオープンマインドである。賃金の伸びはFRBが目標としているインフレ率2%には高過ぎる
ローガン
ウォラー インフレは期待ほど下がっておらず、データ過熱なら追加利上げが必要

 

利上げ予想状況

先週から現時点の利上げ予想推移です。
現在の政策金利は4.50%~4.75%です。

今後の注目点としては利上げピーク利下げの時期はいつかに注目されると思います。
先週からの変化は特に見受けられませんが、若干上昇傾向にあります。1年後の来年24年には利下げされるのではないかという観測も出ています。これもまだ先の話なので日々右往左往していくと思います。

金利/日程 3月22日 5月3日 6月14日 7月26日 9月20日 11月1日 12月13日 1月31日 3月20日 5月1日
5.75-6.00                  
5.50-5.75   ↑25.9% ↑37.1% ↑37.3% ↑34.0% ↑24.3% 22.2%     
5.25-5.50 31.4% ↑57.2% ↓42.1% ↓41.2% ↓40.7% ↑38.0% 31.4%  22.1%   
5.00-5.25 ↓26.2% ↓65.7% ↓15.4% ↓9.8% ↓9.5% ↓13.4% ↓24.4% 24.3%  30.1%  22.8% 
4.75-5.00 ↑73.8% 0.0% 23.6% 29.5%
4.50-4.75 0.0% 22.4%
4.25-4.50

 

 

 

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