そろそろタックスロス・セリングシーズン始まる
タックスロス・セリング(Tax-loss selling)とは
企業業績は関係なく、投資家の節税対策による売り圧力のこと。ピークは12月中頃で保有銘柄の中で大きな含み損が出ている株を売って、今年度の利益分と相殺させ所得税を減らすという季節性イベント
タックスロス・セリングは、税金対策の一環なので年内に終わらせればよいのですが、主にサンクスギビング(感謝祭)終わった頃からクリスマス前までの期間に行われることが多いです。米国でのクリスマスは日本での正月に当たるようなものなので、それまでに仕事を終わらせておきたい心理があります。簡単に言えば季節性損切期間といった感じです。
相場全体が売り圧力に晒されるわけではなく、主にポートフォリオの中で含み損を抱えている小型株やその年のパフォーマンスが悪かった株がターゲットになることが多いです。老舗企業や大型株がここで売られることはあまりないと思います。
私もキャピタルゲイン(売買差益)を多く得た年は、含み損を抱えているパフォーマンスの悪い株を売却し、そうすることで年間売買差益から相殺されその年に払った譲渡益税から少しでも還付金を得られるようタックスロス・セリングを実行することがあります。
もし同じ様なパフォーマンスの株を他の投資家も持っているとしたら同じことを考えるわけですから、株価が下がる前になるべく早く処分をしたほうが良いと思います。
金利予想状況
現在の政策金利は5.25%~5.50%です。
先週から大きな変化はなく、利下げ時期が5月か6月か右往左往している様子がうかがえます。現時点では利上げが行われそうな材料もないので当面現行維持が既定路線となります。
金利/日程 | 12月13日 | 1月31日 | 3月20日 | 5月1日 | 6月12日 | 7月31日 | 9月18日 | 11月7日 | 12月18日 |
5.75-6.00 | |||||||||
5.50-5.75 | ↑4.5% | ↑12.0% | ↑9.0% | ↑5.4% | |||||
5.25-5.50 | ↓95.5% | ↓87.6% | ↑68.0% | ↑43.5% | ↑24.5% | ||||
5.00-5.25 | 0% | ↓0% | ↓22.8% | ↓41.5% | ↑42.5% | ↑32.7% | ↑20.6% | ||
4.75-5.00 | ↓25.4% | ↑34.8% | ↑33.5% | ↑26.7% | ↑17.1% | ||||
4.50-4.75 | ↓16.0% | ↓27.3% | ↓30.6% | ↑27.9% | |||||
4.25-4.50 | ↓19.4% | ↓27.1% | |||||||
4.00-4.25 | |||||||||
3.75-4.00 |